
こんにちは!
「初心者のためのWebデザイナー講座 good-f DESIGN」を運営しているユウです!
Webデザイナーってどんな仕事内容?これからWebデザイナーに挑戦したい!という方に向けて、僕が経験したノウハウやWebの楽しさをお伝えできればと思っています!
今回は、Webサイト(ホームページ)制作の流れを簡単に解説したいと思います。
Webサイト制作の流れを理解するとWebデザイナーへの近道になる!
Webサイトとホームページの違い
まず、Webサイトとホームページの違いですが、正しくは以下の定義になります。
- Webサイト:トップページやそれ以外の下層ページ等をまとめて呼ぶ言い方
- ホームページ:Webサイトのトップページのことを指す
です。
Webデザイナーはトップページや下層ページを全部制作するので、正確には「Webサイト制作」になります。
「ホームページ制作」だとトップページだけを制作するということになります。
ただ、一般的にWebサイトのことをホームページと呼ぶことが多いため、「Webサイト=ホームページ」のイメージが強いです。
ですが、Webデザイナー同士で話すときや、IT系の人たちの間では、ホームページというワードは使いません。
ホームページというと、初心者のイメージがしてしまうので、慣れてきたら正しい言い方の「Webサイト」と言うようにしましょう。
Webサイト制作の流れ
Webサイト制作の流れについて簡単に解説します。
- サイト設計
- デザイン
- コーディング
- システム開発
- 検証・修正
- 公開
- 運用
になります。
順番に解説します。
サイト設計
まずはサイト設計で、何のためのサイトか、どんなサイトにしたいか等、決める必要があります。
ここが1番重要になります。
クライアントの目的と要望をしっかり聞いて、サイト設計に時間をかけましょう。
ここが上手くいけば、スムーズに制作が行え、途中でちゃぶ台をひっくり返される修正依頼もきません。
デザイン
デザインと聞くと、アートや芸術のような直感的に「かっこいい!かわいい!」などのイメージがあるかもしれませんが、Webサイトのデザインは違います。
アートや芸術を見せるWebサイトであれば直感的なもので良いと思いますが、ほとんどが情報を見せたいサイトや、商品を売りたいサイトだと思います。
なので、ただかっこいいサイトであっても、情報が読みにくかったり、購入ボタンが分かり辛かったりしては、良いデザインとは言えません。
制作するWebサイトが何の目的のサイトなのかしっかり把握した上で、デザインをする必要があります。
コーディング
コーディングは一般的にはあまり知られていないのでイメージしにくいかもしれませんが、Webサイト制作には必ず必要になります。
デザインだけでWebサイトが出来ていると思ってる人も多いかと思いますが、デザインデータは1枚の絵なので、そのままWebサイトにすることができません。
そのままだと写真と同じ1枚のjpgのイメージです。
ロゴ画像、メニュー画像、メイン画像など、ブロックごとに細かくスライス(分解)し、1つ1つパズルのように設置していく必要があります。
この作業をコーディングと言います。
コーディングも表示速度が遅くならないように無断のない記述や、SEO(検索エンジン最適化)を意識する必要があります。
システム開発
お知らせやブログ、ショッピングカート機能などは、動的と言って、システム開発が必要になります。
コーディングだけでは静的なファイルしか作れません。
お知らせやブログにはWordPress、ショッピングカート機能はBASEやカラーミーショップなどのサービスがあります。
これらのサービスを組み込んだり、または1から開発します。
システム開発は十分な知識が必要になるため、この部分だけを外注したりすることもよくあります。
検証・修正
サイトが出来上がったら検証を行います。
誤字脱字がないか、想定通りの挙動をしているかなど、クロスブラウザチェックをします。
クロスブラウザチェックとは、色々な端末とブラウザでチェックを行うことです。
Webサイトは「Windows・Mac・iPhone・Android・Chrome・Safari」など、色々な環境で見られるので、主要な環境で問題ないか確認します。
大抵、何かしらの環境で想定外の挙動をしたりします。
公開
検証と修正がおわったら、いよいよ公開です。
公開されているサーバーにWebサイトのデータをアップロードすれば、どこからでもアクセスできるようになります。
公開後は、Google検索にヒットされるようにクローラーリクエストや、SNSもつかっていればそれらを公開状態にします。
公開後の確認も忘れず行いましょう。
運用
Webサイトは公開したら終わりではありません。
公開後の運用がとても大事になります。
公開後はアクセス数をみたり、クリックしてほしいボタンのクリック数をみたりして、Webサイトの解析を行います。
想定より少ない場合は、なぜ少ないのか仮説を立て、ボタンの位置を変えてみるなど、改善していく必要があります。
このことをPDCAサイクルと言います。
PDCAサイクルとは、「Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)」を繰り返し行い、継続的に改善していく手法のことです。
サイト設計で決めた目的達成のために運用していきます。
最後に
以上、Webサイト制作の流れについて解説しました。
今回は、
- Webサイトのホームページの違い
- Webサイト制作の流れ(サイト設計から運用まで)
をお伝えしました。
実際は、それぞれの項目をもっと細かくタスクをわけますが、大きくはこの流れになります。
初めは「かっこいいサイトを作りたい!」「アニメーションがすごいサイトを作りたい!」と思いがちですが、何のためのサイトなのかが重要になりますので、クライアントの気持ちを読み取りつつ、目的を達成できるサイト作りをしていきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました!
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