
こんにちは!
「初心者のためのWebデザイナー講座 good-f DESIGN」を運営しているユウです!
Webデザイナーってどんな仕事内容?これからWebデザイナーに挑戦したい!という方に向けて、僕が経験したノウハウやWebの楽しさをお伝えできればと思っています!
今回は、jQueryのfor文をわかりやすく解説したいと思います。
for文は使う場面が多いので、基本をマスターしましょう!
YouTubeにもアップしていますので、見ていただけたら嬉しいです!
for文とは?
for文とは、繰り返し処理を行う構文のことです。
for文を使うことで、少ないコード量で記述することができます。
for文以外にも、繰り返し処理ができる構文が用意されていますが、1番分かりやすいfor文をご紹介します。
for文の書き方
では、早速for文を書いてみます。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="utf-8">
<script src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/3.6.0/jquery.min.js"></script>
</head>
<body>
<div></div>
<script>
$(function() {
for (var i = 1; i <= 10; i++) {
$('div').append('<p>' + i + '回目</p>');
}
});
</script>
</body>
</html>
ブラウザで確認すると、1回目から10回目までテキストが表示されていると思います。
解説
まず5行目でjQueryを読み込んでいます。
jQueryを読み込まないと動かないので、忘れずに読み込みましょう。
9行目のdivは、テキストを入れる箱です。
ここにjQueryで書いたコードが入ります。
もちろんdiv以外に、idやclassを指定しても構いません。
13行目がfor文になります。
「var i = 1; i <= 10; i++」ここの部分に、どのように繰り返しさせるか記述しています。
少し分かりづらいですが、良くみると3つに分かれています。
左から、
- 初期値:「iが1」と指定
- 条件式:「iが10になるまで」繰り返す
- 増減値:「i++」で、iが1ずつ増える
となっています。
「i」は任意で大丈夫で、この変数を「1」と指定しています。
次に、その「1」が「10」になるまで繰り返すという条件になります。
最後は、「i++」で、1ずつ増やすようにしています。
ちょっと難しいですが、これがfor文の基本の書き方になります。
もし、for文を使わないで書いた場合、
$(function() {
$('div').append('<p>1回目</p>');
$('div').append('<p>2回目</p>');
$('div').append('<p>3回目</p>');
$('div').append('<p>4回目</p>');
$('div').append('<p>5回目</p>');
$('div').append('<p>6回目</p>');
$('div').append('<p>7回目</p>');
$('div').append('<p>8回目</p>');
$('div').append('<p>9回目</p>');
$('div').append('<p>10回目</p>');
});
のように、それだけ記述しなければなりません。
配列を使う
繰り返しは数字だけではなく、工夫次第で便利に使用できます。
配列を使った繰り返しも良く使用するのでご紹介します。
$(function() {
let name = ["ユウ", "ケイ", "ケンジ"];
for (let i = 0; i < name.length; i++) {
$('div').append('<p>' + name[i] + '</p>')
}
});
3人の名前が表示されると思います。
解説
上から解説すると、
- let name:nameという名前の変数に3人の名前を入れる
- 初期値:「let i = 0」で、最初から始めると指定
- 条件式:「name.length」でnameの要素を取得
- 増減値:「i++」で、iが1ずつ増える
nameという配列を作り、その中に任意の文字を入れます。
それをfor文で表示するように記述しています。
3人くらいであれば、わざわざfor文を使う意味はあまりありませんが、例えば学校の生徒の名前など、多くの要素が必要なときに、とても便利です。
最後に
以上、jQueryのfor文を解説しました。
for文はとても便利で、使う場面が多いです。
if文と合わせて覚えると、出来ることがかなり多くなるので、頑張って覚えましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました!
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