
こんにちは!
「初心者のためのWebデザイナー講座 good-f DESIGN」を運営しているユウです!
Webデザイナーってどんな仕事内容?これからWebデザイナーに挑戦したい!という方に向けて、僕が経験したノウハウやWebの楽しさをお伝えできればと思っています!
今回は、if文を使った条件分岐の書き方を分かりやすく解説します。
条件分岐を使えると様々なことが実現できるようになるので、if文を覚えてリッチなWebサイトを作ろう!
条件分岐とは?
条件分岐とは、◯◯だったらこれを表示、◯◯の後にこれを実行など、条件を指定して様々なことができます。
例えば、Webサイトを見るお客さんがパソコンだったら◯◯を表示、スマホだったら◯◯を表示と、環境によって違うものを表示させることが可能です。
環境以外にも、Webサイトを初めて見た人と2回目の人を分けることや、◯月◯日の前と後で分けるなど、工夫次第で色々できます。
if文とは?
条件分岐には「if(イフ)文」と「switch(スイッチ)文」の2種類があります。
if文の特徴は、色々な条件を書くことができ、switch文の特徴は、特定のデータの値で分岐させたい時に完結に書けます。
if文の方が使用頻度が高く、分かりやすいため、ここではif文について解説したいと思います。
if文の書き方
では早速、if文を書いてみます。
if (条件) {
条件が真(true)であれば実行
}
これがif文の基本の書き方です。
ifの後のカッコに条件を書き、その条件が真(true)であれば実行されます。
これを踏まえてサンプルを書いてみます。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>○○○</title>
<meta name="keywords" content="○○○,○○○,○○○">
<meta name="description" content="○○○">
</head>
<body>
<script>
var name = 'ユウ';
if (name == 'ユウ') {
document.write('名前はユウです');
}
</script>
</body>
</html>
コードをコピーし、index.htmlと名前で保存してブラウザで開いてみると、「名前はユウです」と表示されるかと思います。
解説すると、var nameでユウという値で変数を宣言し、if (name == ‘ユウ’)で、nameとユウが一致するので、その中のdocument.writeが実行されました。
これを違う名前にすると、
var name = 'ユウ';
if (name == 'ケイ') {
document.write('名前はユウです');
}
条件が一致しないため偽(false)となり、document.writeは実行されません。
else、else ifを使う
elseとelse ifを使うとさらに条件分岐を増やすことができます。
サンプルを書いてみます。
var name = 'ケイ';
if (name == 'ユウ') {
document.write('名前はユウです');
} else {
document.write('名前はケイです');
}
nameはケイと宣言していますが、if文の条件は「nameがユウ」なのでfalseになり、elseに書かれたコードが実行されます。
elseを書くことで、trueとfalseの2パターンで実行させることができます。
さらにelse ifを使うと、
var name = 'ケイ';
if (name == 'ユウ') {
document.write('名前はユウです');
} else if (name == 'ケンジ') {
document.write('名前はケンジです');
} else {
document.write('名前はケイです');
}
と、条件を増やすことができます。
この場合は、条件1のユウでも、条件2のケンジでもないため、elseに書かれたコードが実行されます。
比較演算子
比較演算子と聞くと拒否反応がでる人もいると思いますが、直感的なので覚えてしまいましょう。
比較演算子の一覧は以下になります。
演算子 | 説明 |
== | 左右が等しい場合にtrueを返す |
!= | 左右が等しくない場合にtrueを返す |
> | 左の方が大きい場合にtrueを返す |
< | 右の方が大きい場合にtrueを返す |
>= | 左の方が大きい場合と等しい場合にtrueを返す |
<= | 右の方が大きい場合と等しい場合にtrueを返す |
この他にも厳密演算子と言って、型も含めて比較する「===」[!==]がありますが、ここでは割愛します。
問題
ここでクイズ形式にして条件分岐をいくつか書いてみます。
どちらが実行されるか考えてみましょう。
問1
var name = 'ユウ';
if (name == 'ユウ') {
document.write('条件一致');
} else {
document.write('条件不一致');
}
問2
var num = 5;
if (num > 3) {
document.write('条件一致');
} else {
document.write('条件不一致');
}
問3
var num = 5;
if (num >= 5) {
document.write('条件一致');
} else {
document.write('条件不一致');
}
問4
var num = 5;
if (num > 10) {
document.write('条件一致');
} else if (num == 5) {
document.write('条件一致2');
} else {
document.write('条件不一致');
}
問5
var name = 'ユウ';
if (name != 'ユウ') {
document.write('条件一致');
} else {
document.write('条件不一致');
}
いかがでしたでしょうか?
問5は難しかったかもしれません。
最後に
以上、if文を使った条件分岐の書き方を解説しました。
if文を使えばJavaScriptの幅が広がり、工夫次第で色々なことができるようになります。
少しでも参考になれば嬉しいです。

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