
こんにちは!
「初心者のためのWebデザイナー講座 good-f DESIGN」を運営しているユウです!
Webデザイナーってどんな仕事内容?これからWebデザイナーに挑戦したい!という方に向けて、僕が経験したノウハウやWebの楽しさをお伝えできればと思っています!
今回は、パスについて解説します。
絶対パス?相対パス?と、一度は悩んだことがあると思います。
パスを理解してコーディングスピードをあげよう!
パスとは
まずパスについて解説します。
パスとは、ディレクトリの場所を識別するための文字列です。
ディレクトリとは、フォルダのことです。
パソコンのフォルダをイメージしてください。
例えば、写真データを保存している場所が「ピクチャ」フォルダだとすると、その「ピクチャ」を識別するために必要な文字列のことを「パス」と言います。
識別の文字列
「ピクチャ」フォルダにsample.jpgという写真データを保存しているとします。
この場合、「/ピクチャ/sample.jpg」のように、スラッシュで区切って表現します。
この「/ピクチャ/sample.jpg」が、パスという言い方をします。
自分がいる場所からみたパス
次は、自分がいる場所からみたパスを考えてみます。
自分が「ユーザー」というフォルダを開いているとします。
「ユーザー」フォルダには、下記のようにいくつかフォルダがあるとします。
- ドキュメント
- ピクチャ
- ムービー
この時、先ほどと同様ピクチャフォルダのsample.jpgまでのパスは、「ピクチャ/sample.jpg」となります。
さっきと比べると、最初のスラッシュがないですね。
これは、今いる場所の階層にピクチャがあるので、スラッシュが不要になります。
次は、ピクチャフォルダを開いている状態で、ドキュメントのsample.txtまでのパスは、「../ドキュメント/sample.jpg」になります。
ピクチャフォルダにいるので、そこにはドキュメントフォルダはありません。
なので「../」ドットドットスラッシュで、1つ上の階層にあがる必要があります。
少し難しいですね。
ホームページのURL
ホームページのURLも全く同じことが言えます。
ホームページは、サーバーにフォルダとファイルをアップロードされていて、そのファイルをダウンロードすることでページが表示されるようになっています。
例えば、https://www.〇〇〇.com/company/index.htmlというURLがあるとします。
「www.〇〇〇.com」がドメイン、「company」がフォルダで、「index.html」がファイルですね。
なので、先ほど解説したパソコンのフォルダと全く同じです。
ただ、URLの場合は、フォルダではなくディレクトリという言い方をします。
絶対パス・相対パス・ルートパス
パスには3つ種類があります。
絶対パス
絶対パスは、ドメインも含んだパスのことです。
例:https://www.〇〇〇.com/company/index.html
メリット
・今いる場所がどこだろうが関係なく、同じ記述ができる。
デメリット
・文字数が長い
・コーディングするときサーバーにアップしないと確認できない
・ドメインを変更した際に、すべて修正が必要
サイト内のリンクであれば、絶対パスはまず使いません。
外部サイトに飛ばす時などに使用します。
相対パス
相対パスは、今いる場所からみて記述するパスのことです。
例:company/index.html、../company/index.html
メリット
・文字数を短くできる
・コーディングするときサーバーにアップしないで確認できる
・ドメインを変更しても、そのまま使用できる
デメリット
・「../../」など、階層が深いとややこしい
・ディレクトリの階層を変更すると、すべてリンク切れになる
相対パスは、慣れるまで時間が掛かります。
コーディングで一番使うのは相対パスなので、しっかり覚えましょう。
ルートパス
ルートパスは、1番上の階層からみて記述するパスのことです。
例:/index.html、/campany/index.html
メリット
・今いる場所がどこだろうが関係なく、同じ記述ができる。
・必ず1番上の階層からみた書き方なのでわかりやすい
・ドメインを変更しても、そのまま使用できる
デメリット
・コーディングするときサーバーにアップしないと確認できない
ルートパスは、階層が違うファイルの場合でも同じ書き方ができるので、個人的には1番すきです。
デメリットのサーバーにアップは、MAMPやXAMPPなどをインストールすれば、問題なくコーディングできます。
最後に
以上、パスについて解説しました。
初めは、パスを間違えて表示させたい画像や、cssファイルが効かないなどの壁にぶつかることがありますが、慣れるとスラスラ書けるようになるので、頑張って覚えましょう。

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